Facebookで発生する大量の会話を活用できるように、今回の製品アップデートではFacebookチャネルを優先にしました。
Facebookでは、ユーザーのプライバシー保護を強化しており、Talkwalkerのような第三者機関からのアクセスに対しては、APIを介した特定のパラメーターを設置しています。ここで承認されたFacebookアカウントに関しては、Talkwalker内にあるプロジェクトにリンクさせることができ、インサイトを取得することができます。
これまでも人気の高買った
このようにFacebookチャネルでのデータ収集が最適化されたことにより、より多くのページデータへのアクセスができるようになり、複数のトピックや業界といったFacebookのページの集約が実現しました。
さらに、定義付けされた業界パネルも用意されており、さまざまなFacebookページデータを集約することで、あらゆる業界の消費者行動や競合情報のインサイトの取得が可能です。
複数のFacebookページのモニタリングが可能
Talkwalkerは大量の分析データからより効率的にインサイトを得るためのプラットフォームの提供を行っています。今回のアップデートによってさらに便利になった機能をご紹介します。
ダッシュボードとレポート作成の時間節約
ダッシュボードがより簡単にカスタマイズできるようになりました。これにより特定のユーザー向けのダッシュボードおよびレポートの作成作業を大幅に削減することができます。
今回のアップデートでは、作成中のダッシュボードにウィジェットを直接追加することが可能になり、アナリティクスとダッシュボードをの切り替えの必要がなくなりました。
効果的なビジネス判断の基礎となるインサイトの取得のために、Talkwalkerでは常に質の高いデータ提供を行っています。今回のアップデートにより自動化されたアカウントの会話の測定が可能になりました。
自動化されたアカウントによる会話の測定
自動化されたアカウントはここ最近で増加しており、それらのコンテンツがSNSでの会話に影響を及ぼしていることが解ってきました。そこで、Talkwalkerでは、自動化されたアカウントによって投稿されたコンテンツの検出やフィルタリングを行い、実際の人間のアカウントと区別して分析できる機能を追加しました。
これにより、自動化されたアカウントが主導した、または影響を与えた関心や興味のある会話の量を測定することができるようになり、この結果をフィルタリングすることで、実際の人間の感情や傾向に関するインサイトがより精度の高いものになります。
自動化されたアカウントで作成されたコンテンツのフィルタリングが可能
AIバイアスの制御
AIバイアスについては世界的に注目を集め議論されている話題です。Talkwalkerでは、プロジェクト内のデータが可能な限り客観的であることを保証できるよう対策しています。バイアス調査の結果を導入し、AIエンジン内のバイアスの軽減プロセスを強化し、顕在的または潜在的での人種、性別、イデオロギーなどといった概念のない、よりクリーンなトレーニングデータセットを実現しました。データに基づいたあらゆる意思決定は偏りなく行われ、より高品質なものになっています。
言語検出機能の強化
Talkwalkerは187にも及ぶ言語分析を実現しています。検出アルゴリズムを継続的に更新し高い精度を保ち、より質の良い結果の取得が可能です。今回のリリースでは、ヒンディー語、マレー語、スペイン語、カタロニア語、ポルトガル語、イタリア語、クロアチア語、スロベニア語の言語検出機能を刷新ました。Talkwalkerでの検出可能な言語数は大幅に拡大され、必要に応じて翻訳することも可能です。
レポートと業務ワークフローの最適化
Talkwalkerのレポートやアラート機能は、組織内でのデータのサイロ化の解消には役立ちますが、あくまでも適切な意思決定者に管理されていることが前提となっています。そこで、Talkwalkerではレポート、ダッシュボード、アラートでアクティビティの追跡を可能にました。
このことで、チーム内でのダッシュボード、レポートやアラートの使用状況を把握することができます。さまざまなダッシュボードからの追跡データを把握することは、ベストプラクティスの特定に役立ちます。そして、ベストプラクティスを特定することで、効果的なレポートとそうでないレポートを判別し、それぞれに適した対処を行うことができるようになします。
新しいKPIによりダッシュボード、レポートやアラートの使用状況の想定が可能
より視覚的になったプラットフォーム
Talkwalkerのプラットフォームのウィジェットは、インサイトの取得に限らず、魅力的なビジュアル機能も備えていて、魅力的で説得力のあるストーリーを効果的に伝えることをお手伝いします。これまでも人気の高かった「会話クラスター機能」では、会話をマッピングし、その内容基づいてグループ化することにより、異なるテーマがどのように絡み合っているのかを視覚的に表現することができます。
今回のアップデートより、異なる会話の展開や相関性を時系列で確認できる機能が追加されました。「会話クラスター機能リプライ」の導入によりレイヤーに「時間軸」が追加され、分析はさらに高品質なものとなります。
「会話クラスター機能リプライ」による時間経過に伴う会話の展開
さらに、新しくなった棒グラフは、パーセンテージ表示ごとにお好みの色を選択することができるようになり、データポイントがより視覚的になりました。また、色を揃えることでウィジェット内の全てのチャートスタイルを統一することができます。さらには、これらのブラフはウィジェットエリアの空いているスペースに自動的に埋め込まれるため、ダッシュボードのレイアウトもより洗練されたものとなっています。
プラットフォームからデジタルエクセレンスセンターへの直接アクセス
今回のアップデートでは、さらにTalkwalkerプラットフォームからデジタルエクセレンスセンターへ直接アクセスすることができるようになりました。作業中のプロジェクトから離れることなく、さまざまな機能に関する質問をご覧頂けます。
Talkwalkerは今後もお客様のブランドの更なる発展のために実用的なインサイトの提供に努めてまいります。Talkwalkerの製品にご興味がある方、まだ試されていない方は、この機会にぜひ無料デモをお試しください!