今回発行された『世界で愛されているブランド特集』では、780社以上のブランドを分析し、 創設されたブランドラブストーリーレポートのデータを収集するために、世界中の780以上のS世界で最も愛されている50社のブランドと地域ごとのトップ10社を選定しました。
分析データとして、2019年7月1日から2019年12月31日の期間を対象に、複数の業界におけるリストや地域のマーケティング専門知識に基づき、28業界から781ブランドに関するデータを収集しました。
今回の分析結果を出す為に、最先端のAIを搭載したSNS分析ツールであるTalkwalkerを活用し、下記の手法を通して分析を実施しました:
ソーシャルメディア上での消費者エンゲージメント率
ソーシャルメディア上での消費者センチメント
「喜び」に関連するものとして分類された言及の割合
愛に関連するキーワードを含む言及の割合
ニュース上での消費者センチメント
ニュース上の消費者エンゲージメント率
これらの指標を通して各ブランドの最終スコアを計算し、それに応じてランク付けできるフレームワークを作り、分析しました。
世界で最も愛されているブランドでは、レゴ、フォーシーズンズホテル、エティハド航空、Huda Beautyなどがありました。
今回のレポートを発行するのと同時に、世界各国で愛されているブランド特集に関するウェビナーを実施しました。是非、各国のブランド愛を獲得する手法をチェックしてみて下さい:
それでは、ここから各国のハイライトを紹介してまいります。まずは、米国からです。Twitterのゲストスピーカー、Greg Maxson氏を招いたウェビナーからスタートしました。 一緒に、ブランド愛を築く主な理由と、ブランドが世界で最も愛されているブランドリストに入るための重要な手法について話し合いました。
ブランドが愛を築くと、製品やサービスに対する顧客の忠誠心も高まります。そして、最終的には長期的に商品を購入し続け、製品のアンバサダーに認定されます。
ブランドへの愛は無数の方法で構築することができますが、消費者との感情的なつながりを確立することは成功するために不可欠です。
ブランドは、SNSでインセンティブ(オファー、割引、プロモーションコードなど)とエンゲージメントを含むコンテンツを提供する必要があります。
まずは、ブランド愛を構築している最も効果的なキャンペーンを調べ、その効果を2倍にするために、予算やリソースを増やすことを検討してみましょう。
新しいことに挑戦することを恐れないことい。創造性と革新性が最も効果的なキャンペーンを作り出してくれます。
新型コロナウィルスの影響を加味した上で、ブランドはどのようにして消費者に愛され続けることができるのでしょうか?
まさに、今まさに求められているテーマになります!
APACの大手広告代理店であるPublicis Groupe社と協力し、この質問に回答するために、企業がブランドへの愛を推進し、ソーシャルデータを使用してニュー・ノーマルに対応する方法を模索しました。
リアルタイムに関連するコミュニケーション戦略を確立するために、企業は彼らの周りで何が起こっているのかを見守ることが重要です。
これらのニーズは時間とともに進化するため、お客様のニーズを十分に理解しましょう。
ブランドへの愛情を深めるために、カスタマージャーニーのあらゆる接点で消費者を関与させてください。
時間をかけて消費者が直面している問題を特定し、それらに対処する革新的な方法を探しましょう。
新しい戦略を実施する際は、効果測定及び結果を分析し、それに応じて手法を調整し、再適用することを忘れないこと。
トレンド化しているもう1つのテーマとして、コロナ禍におけるインフルエンサーマーケティングは何を意味するのでしょうかという点が挙げられます。 困難な時代にブランドの愛を築き続けるために、インフルエンサーはこれまで以上に重要な手法として捉えられるのでしょうか?
インドで最初のインフルエンサーマーケティングの代理店として始まったInfluencer.in社のArushi Gupta氏と一緒に、このテーマについて深掘りしました。
マーケティング戦略を現在の状況に適応させることは非常に重要です。 これは単なる短期的戦略ではなく、多くの変数を考慮に入れる必要がある複雑なプロセスとも言えます。
戦略は、オフラインではなくオンラインメディアとチャネルに向けられるべきです。Nielsen社のデータによると、インドのソーシャルメディアプラットフォーム、特にミニメトロの利用が大幅に増加していることを示しています。 これはまた、固有言語と地域コンテンツへの関心の高まりを意味します。
TataCliq、Rummy Culture、Warner Brosといったブランドの興味深いケーススタディから、インフルエンサーマーケティングの取り組みを最近拡大した多くのブランドがあります。
それでは次のステップは?インフルエンサーが現在の状況にどれだけ順応しているかに着目しましょう。
デジタルマーケティングおよびソーシャルメディアコンサルティングの創設者およびマネージングディレクターであるCEEKマーケティングを招いたウェビナーでは、インフルエンサーマーケティングをこれまでにない別の角度からアプローチしたテーマで実施しました。
本ウェビナーでは、ホスピタリティブランドに焦点を当てました。 通常、ホスピタリティブランドは、ライフスタイルやラグジュアリーからフード、家族、ウェルネスまで、インフルエンサーマーケティングにとってはまさに王道の業界と言えます。しかしながら、今日では、彼らは新型コロナウィルスの影響の打撃を全面的に受けている業界に位置しています。本ウェビナーでは、コロナ禍の中、どのようにしてこの危機を逃れ、これまでと同様にインフルエンサーマーケティングを活用できるかを説明しています。ホスピタリティブランドでないブランドも学ぶべき点が多くありますので、必見の内容となっております!
時代は変化しており、ブランドが今後インフルエンサーマーケティングをどのように使用するかについては、さらに検討する必要があります。
インフルエンサーマーケティング戦略を計画するときは、まずはインフルエンサーの価値を考慮してください。 そして彼らがコンテンツを制作している場合、キャンペーンの効果はより表れやすくなります。
ホスピタリティブランドが他のブランドよりも優れているのは、最初のデート、新婚旅行、誕生日など、感情的な体験を自然に生み出すという利点があるからです。 ウェビナーでは、Radisson BluとCoppa Clubの例を取り上げました。
インフルエンサー経由のリーチではなく、コンテンツの品質に焦点を当てましょう。特に TikTokのようなプラットフォームでは、フォロワーの数とコンテンツを見る人の数の間に実際の相関関係はありません。品質はコンテンツを際立たせるものです。
本ウェビナー(言語はスペイン語)では、ブランド愛の背後にある力と、Interband社とBimbo社のゲストスピーカーたちが、ブランド愛を構築するために何ができるかを深掘りしました。
Watch the webinar recording in Spanish
ブランド愛の本当の意味を理解すること。一言で言えば、それはあなたがブランドに向かって感じるその感情的なつながりのことです。 ブランドは「彼らが言うこと」ではなく、「彼らが何をするか」を特定しましょう。
一貫性のもつ重要性を考慮しましょう。クライシスが起こっている間に、消費者はより多くのことをブランドに期待しますが、ブランドの愛を築くためにクライシスを起こす必要はありません。
ブランドへの愛情を築くことは、長期的でデリケートなプロセスになります。 一晩で起こることではありません。そして、残念ながら、SNS上での炎上は数秒で広がり、元に戻すことはできません。
それでは、どのようにしてブランドはクライシスを避けることができるのでしょうか?まずは、ブランディングの目的を定義しましょう。ミレニアル世代とZ世代はブランドからより多くの行動を要求するようになり、これまでになく重要な点になります。 ブランドのサイズに関係なく、最初から定義されている明確な目的が必要でしょう。
オンデマンド配信はこちらから (言語はスペイン語になります)
将来を見据えたマーケティング戦略を今から構築することはこれからの時代に非常に重要です。
リアルタイムのソーシャルリスニングにより、ブランドは、変化の激しい消費者の感情を理解し、適切なタイミングで必要な情報を見つけることができます。本ウェビナーでは、リアルタイムで消費者インサイトを分析を通して、より身近に消費者たちとつながり、愛されるブランドづくりに必要な最新のSNS手法を65dB TOKYOの代表を務める金清氏が事例を交えて解説します!
本ウェビナーでは、コロナ禍の中、消費者行動がどのように変わったのかを解説。
緊急事態宣言下の中、食品廃棄物など社会的問題になったテーマを事例として紹介。
リアルタイムに、消費者インサイトの価値を最大化し、ブランドが適切なSNSチャネルを使用してブランドとして正しいメッセージを発信することの重要性を解説。
本ウェビナーでは、フランスのコスメブランドであるYves Rocher社と大手通信会社であるOrange社からゲストが参加し、最も愛されているフランスのブランドの中で最も効果的なキャンペーンの詳細を共有してくれました
オンデマンド配信はこちらから (言語はフランス語になります)
フランスで愛されている10社のブランドが活用している戦術の紹介。
Yves Rocher社とOrange社の戦術を紹介!Yves Rocher社は歴史的価値観を重要視し、Orange社は社会的責任への取り組みに焦点を当てています。
成功はKPIなしには何も意味しません! コンテンツ戦略、コメントのシェア数、エンゲージメントなど、特にクライシスの最中に、ブランドパフォーマンスをモニタリングするためにYves Rocher社とOrange社が使用したKPIを深く掘り下げました。
オンデマンド配信はこちらから (言語はフランス語になります)
メルセデス、ニベア、ゼンハイザー(音響機器メーカー)などのブランドはどのようにしてドイツでとても愛されてきたのでしょうか?ソーシャルメディアエキスパートと著者であるKatja Kukpa氏は、本ウェビナーの中で、その質問に答え、ブランドの愛を測定する専門知識を解説して頂きました。
ドイツで最も愛されているトップ10社のブランドと、彼らがトップランキングにいつづけるために活用したマーケティング手法を解説!
ソーシャルメディアマーケティングを使用して、愛するブランドを戦略的に開発する方法とは
自社ブランドのソーシャルメディアコミュニティとして果たすことができる役割にスポットを当ていきましょう。
インフルエンサーを活用してブランドの人気を高める方法に関して専門家としてのアドバイス。
従業員アドボカシーを使用してブランドイメージを強化する手法を解説。
いかがでしたでしょうか?興味のあるテーマは見つかりましたでしょうか?ブランド愛は文化、言語、そして国という壁を横断することができます。
ブランド愛を築いてくれるポジティブな感情を活用し、あなたのブランド愛も本日から育てていきましょう!まだこの特集レポートをダウンロードしていない方は、是非下記からご利用ください!